
毎晩のように泣いて起きる赤ちゃん。
「また今夜も寝られないのかな…」と、心も体もクタクタになりますよね。
私も3人の子育てで夜泣きに悩まされ、何度も「もう限界かも」と思ったことがあります。
でも、少しずつ工夫を取り入れることで、夜泣きが落ち着いてきました。
この記事では、実際に試して効果があった夜泣き対策10選をまとめています。
同じように悩むママやパパが、少しでも楽になれたら嬉しいです。
夜泣き対策1:寝る前のルーティンを決める
赤ちゃんは大人のように「時計で時間を理解する」ことができません
でも、毎晩同じ行動を繰り返すことで「これをしたら寝るんだ」と自然に体が眠りモードに入りやすくなります。これを「寝る前のルーティン」といいます。
✳︎おすすめの寝る前ルーティン例
• お風呂に入る → パジャマに着替える → 授乳/ミルク → 絵本を読む → 電気を暗くする
• 軽く抱っこして子守唄を歌う → 布団に入れる → トントンして眠る
毎晩同じ流れにすると、赤ちゃんに「そろそろ寝る時間だ」と合図を送ることができます。
ポイント
• ルーティンは30分以内で完結するのがおすすめ(長すぎると逆効果)
• 順番を崩さないことが大事(毎日同じ順番にすることで習慣化されやすい)
• パパやママ、どちらが寝かしつけても同じ流れでできると◎
夜泣き対策2:部屋を暗く・静かに整える
赤ちゃんは大人よりも光や音に敏感です。
寝室が明るかったり、物音が多かったりすると「まだ遊ぶ時間かな?」と勘違いしてしまい、夜泣きにつながることがあります。
部屋を暗くする工夫
• 遮光カーテンを使う
→ 外の光や街灯の明かりをしっかり遮断できるのでおすすめ。
• 豆電球や常夜灯を消す
→ 大人は真っ暗が不安でも、赤ちゃんは暗い方が安心しやすいです。
• 夜間の授乳・オムツ替えも暗めのライトで
→ 明るすぎると赤ちゃんが「朝だ!」と勘違いして目が冴えてしまうので注意。
静かな環境を作る工夫
• テレビやスマホの音を寝室に持ち込まない
• ホワイトノイズを活用する
→ 扇風機の音、エアコンの音、アプリで流せる「雨音」「波の音」など。一定の音がある方が逆に安心する赤ちゃんもいます。
• 家族で寝る前のルールを決める
→ 上の子がいる場合は、寝室に入る前に遊びを終わらせておくと◎。
夜泣き対策3:お腹を満たしてから寝かせる
赤ちゃんが夜中に泣く理由の中で、**「お腹がすいた」**というのはとても多いです。
特に月齢が低い時期は、胃が小さくてすぐにお腹が空いてしまうので、眠りにつく前にしっかり満たしてあげることが大切です。
ミルク・授乳のタイミングを意識する
• 寝かせる30分くらい前に授乳やミルクをあげると◎
• 飲んだあとにゲップをさせてから寝かせることで、苦しくて泣くのを防げます。
• 月齢が進んで夜間授乳の回数を減らしたい場合は、寝る前の1回をしっかりと飲ませましょう。
補助的な工夫
• 離乳食が始まっている子なら、夕食を少し増やす・おかゆやたんぱく質をしっかり摂ると満腹感が長続き。
• お風呂の前に飲ませると寝る前にお腹が空くこともあるので、お風呂 → 授乳/ミルク → 就寝の順番がおすすめです。
注意したいこと
• 飲ませすぎるとお腹が張って苦しくなり、逆に泣いてしまうことも。
→ 飲む量はその子の様子を見ながら調整。
• 「空腹泣き」と「眠たい泣き」は似ているので、まずは抱っこで落ち着かせてみるのも◎。
夜泣き対策4:おむつを確認する
赤ちゃんが夜中に泣く理由として意外と多いのが、「おむつが気持ち悪い」こと。
おしっこで湿っていたり、うんちでかぶれていたりすると、不快感から泣いてしまいます。
寝かせる前には必ずおむつを新しいものに替えてあげましょう。
夜中の授乳のタイミングで一度替えるのもおすすめです。
特に夏場は蒸れやすく、冬は冷たさで目が覚めることもあります。
通気性の良いおむつや夜用おむつを使うと、朝まで快適に眠れる子も多いですよ。
💭 体験談
「うちの子は夜中に突然泣くことが多かったのですが、夜用のおむつに変えた途端にぐっすり寝てくれるようになりました!」
夜泣き対策5:抱っこ・添い寝で安心させる
赤ちゃんにとって一番の安心は、ママやパパのぬくもり。
夜中に泣いたときは、抱っこして背中をトントンしたり、優しく声をかけてあげましょう。
抱っこすると泣き止むのは、「安心したい」「寂しい」という気持ちからです。
ずっと抱っこが続くのが大変な場合は、添い寝で背中や手を軽く触れてあげるだけでも効果があります。
💭 体験談
「最初は抱っこで寝かせていましたが、添い寝で手をつなぐだけでも安心するようで、少しずつ自分で寝られるようになりました。」
夜泣き対策6:生活リズムを整える
昼夜の区別がついていないと、赤ちゃんは夜も元気に起きてしまいます。
朝はカーテンを開けて朝日を浴びさせ、夜は部屋を暗くして「昼と夜の違い」を感じさせてあげましょう。
昼寝の時間にも注意です。
昼寝が長すぎると夜に眠れなくなることも。
お昼寝は1日2〜3回、1〜2時間程度が目安です(月齢によって調整)。
💭 体験談
「朝決まった時間にカーテンを開けるようにしたら、1週間ほどで夜泣きが減ってきました。体内時計が整ったみたいです。」
夜泣き対策7:環境音(ホワイトノイズ)を活用する
赤ちゃんはお腹の中でずっとママの血流音や体の音を聞いていたので、静かすぎる環境が逆に不安になることがあります。
そんなときにおすすめなのが「ホワイトノイズ」。
一定の音(ドライヤー・掃除機・雨の音など)があると安心しやすく、泣き止む子も多いです。
スマホアプリやYouTubeでもホワイトノイズの音源があります。
音量は小さめにして、赤ちゃんの耳に負担がないように注意しましょう。
💭 体験談
「寝室で雨音のアプリを流したら、泣いていた子がスッと眠りました。まるでお腹の中にいるような安心感があるのかも。」
夜泣き対策8:おくるみやスリーパーで包む
赤ちゃんは眠りが浅いときに「ビクッ」と体を動かして泣くことがあります(モロー反射)。
そんなときに有効なのが、おくるみやスリーパーで体を優しく包むこと。
包まれることで、赤ちゃんはお腹の中にいたときのような安心感を感じ、眠りが深くなりやすいです。
季節に合わせて通気性のいい素材を選び、顔が隠れないように安全面にも注意しましょう。
💭 体験談
「おくるみを使うようになってから、寝かしつけの時間が短くなりました。包まれると安心するみたいです。」
夜泣き対策9:日中にしっかり遊ばせる
日中の刺激が足りないと、夜に眠くならずに寝つきが悪くなることも。
赤ちゃんの月齢に合わせて、外気浴やお散歩、ハイハイなど体を動かす時間を作ってあげましょう。
体を動かすことで、夜に自然と眠くなり、夜泣きの回数が減る子も多いです。
ただし、刺激が強すぎると逆効果になるので、夕方以降はゆったり過ごすのがポイント。
💭 体験談
「午前中に30分だけ公園で日光浴をするようにしたら、夜の寝つきがすごく良くなりました。」
夜泣き対策10:親自身が休める工夫をする
夜泣きの本当のつらさは、ママ・パパの寝不足やストレスですよね。
赤ちゃんを完璧に寝かせるよりも、まずは「自分が少しでも休める方法」を見つけることが大切です。
• パートナーと交代制で夜の対応をする
• 昼寝の時間を確保する
• 実家やファミリーサポートに頼る
• 夜泣き対策グッズ(ベビーモニターや抱っこ紐)を使う
無理をせず、周りの手を借りながら過ごすことで、気持ちもぐっと楽になります。
💭 体験談
「夫と交代で夜泣き対応するようにしたら、私の気持ちにも余裕ができました。完璧じゃなくてもいいんだと思えるように。」
夜泣き対策まとめ
主な対策(本記事のポイント)
• 寝る前のルーティンを決める
• 部屋の光・音を整える
• 寝る前にお腹を満たす
• おむつをチェックする
• 抱っこ・添い寝で安心させる
• 生活リズムを整える
• ホワイトノイズを活用する
• おくるみ・スリーパーで包む
• 日中にしっかり遊ばせる
• 親自身が休める工夫をする
どれも簡単に始められる工夫です。まずは1~2個から取り入れてみて、変化を観察してください。効果が出るまでには個人差がありますが、継続が大切です。
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